マニラでの交通手段として、以前は、LRT(Light Rail Transit、Yellow Lineとよばれる) やサイドカーにも乗りましたが、今回はタクシーとジプニーだけを使いました。
すべてのタクシーの後部には監督官庁の電話番号が書かれており、乗車拒否やその他のクレイムすべき行為があった場合には、そこへ電話すれば何とかしてくれるということのようですが、今回もメーターどおりの料金を払いたいと言うと乗車拒否されたタクシーがありました。運転手の言い値にしないと客を乗せないという態度です。
今回新しく学んだ事としては、できるだけ新しいタクシーを拾うと良いということです。理由は、タクシー会社は新しく購入した車を守るために、信頼できるベテランドライバーに新車を回し、新しく雇用した運転手には古い車をあてがうということです。タクシー会社を転々とする問題ドライバーも多いようです。
ジプニーは何度乗ってもスリル満点です。行き先と空席を確かめて手を上げてジプニーを止め、周囲の車に気をつけながら飛び乗ります。運転手に行き先を告げて、お金を渡します。運転手から離れて座ったら、途中に座っている人に中継してもらい、自分が運転手の近くに座ったら中継してあげます。今回は下の写真のように2回とも運転席近くにすわったので、中継する機会に恵まれました。
タクシーが必ずしも便利なわけではなく、渋滞がひどくて空いたタクシーが来ない時は、とりあえずジプニーに乗ってショッピング・モール前などのタクシーを拾いやすい場所に行くという技もあります。ジプニーにはエアコンは入っていませんが、最近日本製のライトバンを改造したようなジプニーらしくないジプニーも登場しました。これだと、車道や歩道からものを盗られる心配はないですが、あまりマニラには似合わない気もします。
病院の玄関に停まっているタクシー(上)。わざわざエアコン入りであることを強調しています。下はジプニーの車内。助手席に乗っているのは家族だと思われます。奥さんが助手席に座っていることが多いそうです。
別のジプニーの車内です。この運転手は一人で運転と料金集めをやっています。下の写真でよくわかるように、前のガラスには行き先が表示されています。このカードも運転しながら自分で交換していました。
フィリピン大学マニラ校のあるPedro GilとTaft Ave.の交差点からタクシーに乗りました。車内から撮った動画です。ジプニー、ガード、路上の物売り などなどです。
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