以下は、院内感染がおこった病院での(おそらく)反省と、ほとんどの陽性患者さんが食事中に感染しているという意外な情報をもとに作られた院内マニュアルを一般向けに少しまとめなおしたものです。もとの院内マニュアルは拡散OKということですのでこれも拡散OKです。
以下注意事項
(1)ウイルスが出てくるのは咳とか唾とか呼気。でも普通の呼気ではうつりません。これまでのほとんどの感染は、①感染者から咳やクシャミで散った飛沫を直接吸い込む、②飛沫が目に入る、③手指についたウイルスを食事と一緒に喋下してしまうという3つの経路で起こっています。
(2)感染にはウイルス粒子数として100万個ほど必要です。一回のくしゃみや咳や大声の会話で約200万個が飛び散ると考えられています。つまり感染者がマスクをしているとかなり防ぐことができます。
(3)なるべく鼻で息を吸いましょう。口呼吸で思い切りウイルスを肺の奥に吸い込むのはダメです。
(4)外出中は手で目を触らない、鼻を手でさわらない(鼻くそをほじるのは NG) 、唇触るのもだめ、口に入れるのは論外。 意外と難しいが、気にしていれば大丈夫です。つまり、手指の洗浄と消毒はとても重要です。
(5)人と集まって話をする時は、マスク着用。 食事は対面で食べない、話さない。食事に集中しましょう。会話は食事後にマスクして。
(6)家に帰ったら、速攻手を洗う。アルコールあるなら、玄関ですぐに吹きかけて、 ドアノブを拭きましょう。できれば食事よりも先にシャワーを浴びる。
陽性患者さんの多くは、手指から眼や鼻や口に入るか、食事の時に飛沫感染しているようです。以上を守って長期戦に備えてください。
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