Ferid Murad Lecture

Ferid Murad Lecture

先週の土曜日、京都での「Murad門下生の集い」に参加しました。ホテル日航プリンセス京都の翡翠苑という中華料理店に、札幌、山形、東京、愛媛、福岡などからフレッドを含めて12名が集まり、午後5時半から8時まで楽しく会食しました。

くじ引きで席が決まり、私は幸い(?)フレッドの近くに座りました。フレッドには18人の日本人門下生がいて今回は18回目の来日、西塚が死んだそうだが今はお前が学長か?、自分のラボでは何でも廊下に置いている、孫が9人、今のラボはロシア人と中国人が多い、上海にラボがある、TCM (Chinese traditional medicine)に興味がある、TCMからおもしろいcyclase阻害薬をみつけた、1年間に60-80日は海外講演でラボを留守にする、まだタバコを吸っている、今は空港でのチェックが厳しくて旅が面白くない、6月にまた来日する、もう一度ストックホルムに行くつもり、テキサスは待遇が悪いので移るところを探している、今は73歳、Science should be funは確かに言った、などなどたくさん話しました。

大腸菌の耐熱性毒素のアナログ(リナクロチド)やウログアニリンのアナログ(SP-304)が慢性便秘薬として使われている話を知らなかったので教えたら、「お前はまだこの分野に興味があるのか?」と言って喜んでくれました。

最後に、「自分も含めてコリの弟子、孫弟子から6人のノーベル賞受賞者が出たので、お前らもノーベル賞をとるよう頑張れ」というフレッドの挨拶で会食が終わりました。

財界人にも評判が良いという、フレッドの「子供向け講義」です。

コメント

  1. KIi☆ より:

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    僕もTCM に興味があります。
    ”TCMからおもしろいcyclase阻害薬をみつけた”とありますが、興味深いですね!
    昨日、先輩が「東洋医学の原理をを西洋医学でも説明できたら、もっといいかも!」とおっしゃってました。(色々と試みられてはいるようですが、実際は、なかなか難しいと他の先生方から拝見してます。。)
    まぁ、説明できない不思議さも僕にとっては魅力です(*^U^*)♪

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