研究を自動化、技術開発速く AI自ら仮説・検証
以下は、記事の抜粋です。
生命科学や材料開発の分野で、「仮説を立て、実験を通じて検証する」という研究者の作業を人工知能(AI)やロボットに置き換える試みが進んでいる。研究のプロセスを全て自動化し、従来は難しかった発見や技術の開発速度の向上につなげる発想だ。実現すれば、研究のあり方が大きく変わる可能性がある。
科学研究は研究者がまず仮説を立て、実験や観測を通じて正しさを検証・考察し、得られた知見から新たな仮説を導き出して再び実験するという作業の繰り返しだ。
これを読んで、AIがアイディアや仮説を立てて、ロボットが実験をして検証する時代が来たら、研究者という職業が消えてしまうかもしれないと思いました。
また、報道されている通りに、日本のAIが欧米や中国に比べてかなり遅れているとすると(AI業界で働いている私の知人も言っていたので、たぶん事実)、昔の国をあげての「追いつけ追い越せ」の癌研究と同様、今から理研などにかけるお金に見合う成果はゼロという可能性が高いだろうとも思いました。
ロードマップが書けるような研究にお金をかけるのではなく、AIが思いつかない、とんでもない発想の研究にお金をかけるべきです。
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