2種類のわらび餅: 冷やしてもよいものとダメなもの

少し前から、コンビニやスーパーで「わらび餅」を良く見かけるようになりました。

子供の頃、近所の駄菓子屋で、「ペロペロ」という名のわらび餅に良く似たものを食べていました。ペロペロは、ピンクや赤のきれいな色がついていて、ガラスのフタがのった浅い木の箱に並んでいました。祖母は、「不衛生だからたべたらあかん」と言っていましたが、隠れてよく食べていました。

5円ぐらいで紙のクジを買い、あけます。ペロペロはその賞品で、その場でもらって食べるのです。1等は、鯛の形をした巨大なペロペロでしたが、食べた経験はありません。普段は、下から1-2番目のクジしかあたらず、小さいペロペロを食べていましたが、一度だけ、2等のタコがあたって非常に嬉しかったことを覚えています。

50年ぐらい前のことですので、子供の頃食べたペロペロと今のわらび餅が同じものかどうかわかりませんが、現存する食品でペロペロに一番近いのは、わらび餅です。

コンビニやスーパーで売られているわらび餅は、下の写真のように水色のケースに入っていて、値段は、100円から150円ぐらいです。「モーリ」という摂津本山の店では、なんと2ケースで100円でした。

さて、これらのわらび餅は一見皆同じように見えますが、冷やしてもよいものとダメなものの2つに大きく分かれる事をご存知でしたか?下の写真で、左の透明なものは冷蔵庫で冷やしても大丈夫ですが、右のやや濁ったものは、冷やすともっと白く濁って硬くなり、マズくなります。上記のモーリのものやライフのものは冷やしても大丈夫ですが、コープや関西スーパーのものはダメです。「冷やしてお召し上がりください」と書いてあるものは大丈夫です。

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