「リーマンショック」のスゴさ、輸出の落ち込みを内需でカバーできるか?

「リーマンショック」のスゴさが明らかに・大規模卸売店の売上推移をグラフ化してみる


上のグラフをみると輸出も内需も同時に落ちています。一部の政治家は、「輸出の落ち込みを内需でカバーしなければならない」などと言いますが、実際には難しいことが良くわかります。似たような議論ですが、「歳出の無駄使いを切り詰めるので、消費税は上げません」というのも難しいです。公共事業を大幅に縮小すると、内需が落ちます。歳出を減らして税収を減らさない政策は、現実にはありえないと思います。

以上のように、輸出、内需、歳出などは独立して変化させられる数字ではなく、お互いに影響しあう数字です。政治的なメッセージでは、これらを独立して使えても、現実ではそうは行きません。お互いの数字が影響しあうとすれば、政府は、一番重要な数字を決め、その改善を最優先課題として、政策を展開する必要があります。何が一番重要な数字でしょうか?

私は、歳出の減少と法人減税など「適切な」経済の活性化による財政赤字の減少→解消が最も重要だと思います。最近、野党や自民党の一部からも攻撃されている竹中前大臣の意見とほぼ同じです(竹中氏の動画を観る)。

いろいろ考えてみましたが、オリジナリティーのある意見は出せませんでした。(> <)

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