抗インフル薬ゾフルーザ未投与者から耐性ウイルス、保有者から周囲に感染広がる恐れも
以下は、記事の抜粋です。
国立感染症研究所は3月12日、抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」(一般名バロキサビル マルボキシル)の耐性変異ウイルスについて、この薬が投与されていない患者から検出したと発表した。
2月、生後8カ月の乳児から耐性変異ウイルスを検出した。この乳児はインフルエンザ発症の翌日に医療機関を受診し、タミフルが投与されていた。乳児が発症した前日に兄がインフルエンザを発症し、ゾフルーザが投与されていたため、「兄弟間での感染伝播の可能性がある」との見解を示している。
三重県保健環境研究所と横浜市衛生研究所でも、ゾフルーザを投与していない患者(それぞれ1人)から耐性変異ウイルスを検出している。
耐性変異ウイルスを巡っては、2018年12月に横浜市の小学校で集団感染が発生し、ゾフルーザを投与された小児から、ゾフルーザに対する感受性が約80―120倍低下した耐性変異ウイルスが検出されていた。国立感染症研究所によると、今シーズンのゾフルーザ耐性株の検出率は、A(H3N2)で24.7%となっている。
ということは、このままバカな医者が使い続けると、どんどんゾフルーザ®(バロキサビル)に対する耐性菌が蔓延して、そのうちゾフルーザ®が効かないインフルエンザウイルスばかりになって、薬も世の中から消えて行くのでしょうか?これで、ますます世界のビッグファーマは、儲からない抗感染症薬の開発から手を引くようになりそうです。
去年の今頃、ゾフルーザを賛美していた医者はどう思っているのでしょうか?
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