辞任必至「竹田恒和」の正体

辞任必至「竹田恒和」の正体…慶応同窓の電通元専務、高橋治之の丸抱えだった旧皇族出の人を官邸は見限った。はや後任が取り沙汰されて。
昨日、辞任を表明した竹田氏についての記事です。強烈な内容です。以下は、記事の抜粋です。詳しくは元記事をご覧ください。


旧皇族出の据わりの良さだけで8期18年も日本オリンピック委員会(JOC)会長を務めるが、決断せずリスクを取らず、華々しい成功はない代わり失敗もない。――JOC関係者の竹田恒和評をまとめれば、こうした可もなく不可もない人物像が伝わってくる。要は「お任せの人」だが、それが通用しなかったのが仏司法当局だった。

東京2020五輪招致委員会の理事長だった竹田は、影響力のあるIOC委員で国際陸上競技連盟(IAAF)前会長のラミン・ディアクに対し贈賄工作をした日本の責任者として、12月10日にパリ大審院が予審手続きを取ったのだ。

竹田に贈賄工作をしたとの「自覚」はない。一方的に声明文を読み上げた1月15日の7分間会見で顰蹙を買ったのは、「俺は知らない」という“自負”からだろう。「知らない」のではない、耳を塞いでいるのだ。それが旧皇族出の狡猾なところである。

竹田は竹田宮恒徳王の三男として47年に生まれ、明治天皇の曽孫にあたるが、幼稚舎からエスカレートで慶応大学に進んだ。幼稚舎の頃から乗馬を始めた竹田は、72年ミュンヘン、76年モントリオールと2度の五輪で馬術代表となって出場している。76年モントリオールにクレー選手として出場した麻生太郎財務相とは「オリンピアンズ」仲間ということになる。

しかし、難題は「お任せ」で鉄面皮を通す竹田流はもう限界だろう。「説明責任を果たすべきだ」との官房長官コメントは、すでに首相官邸に見限られたことを意味する。新天皇即位の年に明治天皇の曽孫のスキャンダルなど願い下げなのだ。

早くも6月のJOC会長改選前に竹田が辞意を表明するとの観測から、後任が取り沙汰され始めた。山下泰裕・全日本柔道連盟会長や麻生太郎、橋本聖子の名が挙がる。

フランス国歌ラ・マルセイエーズに次ぐ第二の革命歌サ・イラは歌詞が残酷だ。

Ah! ça ira, ça ira, ça ira!

Les aristocrates à la lanterne!

意味は「ああ、それ、それ、それ! 貴族どもを街灯に吊るせ」。フランスはそういう国だ。殿下、お覚悟を。(敬称略)


NHKのニュースを観ていただけではわからないことが分かるような気がします。フランス司法当局の今後の動きを注目したいと思います。

ちなみに、一昨年、韓国で開催された平昌五輪でも、韓国企業がディアク親子に集票を依頼したという疑惑が報じられました。リオデジャネイロ五輪の招致でもラミン氏の息子のパパマッサタ・ディアク氏に“賄賂”を渡したとして、ブラジルのオリンピック委員会の会長が、2017年に逮捕されました。

今回、竹田氏が贈賄したとされているのも同じディアク親子です。アフリカの票のとりまとめに招致委員会が使ったとされる2億3千万円の出所は、東京都民の『税金』が積み立てられた『オリンピック基金』のようです。

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