日焼け止めの表示:あなたはSPFの意味を理解していますか?…2時間ごとに塗りなおすことが大切

日焼け止めの表示の意味を正しく理解する
以下は、記事の抜粋です。


米国での調査によると、消費者の多くはSPFやUV-A、UV-Bなどの日焼け止めの表示情報を十分に理解していないことがわかった。米ノースウェスタン大学のRoopal Kundu氏らの研究。

紫外線A(UV-A)は肌の老化、紫外線B(UV-B)は日焼けに関連し、いずれも皮膚がんのリスク因子となりうる。両方の紫外線に対して保護効果のあるものは「広域スペクトル保護剤」と呼ばれる。
Kundu氏らは、平均的な米国の消費者における日焼け止めへの理解度を調べるため、皮膚科クリニックの患者114人を調査した。対象者の93%が2013年に日焼け止めを購入していた。

製しかし、SPF値の定義を理解していたのは対象者の43%のみで、皮膚がん・日焼け・肌の老化を予防できる程度について、ラベルから正確に読み取れる対象者はそれぞれ38%、23%、7%にとどまったという。


元論文のタイトルは、”Assessment of Consumer Knowledge of New Sunscreen Labels”です(論文をみる)。

私も、「SPF値は、日焼けの速度を何倍遅くできるかを示すものだと理解すべきだ。10分で日焼けが生じる人の場合、SPF 30の製品を使用すると300分は皮膚を保護できる」ということは知りませんでした。どこかで、「ほとんどの人ではSPFは30あれば十分」であることは見て知っていましたが、「2時間ごとに塗りなおすことが大切」なことは知りませんでした。

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