検疫官260人で水際阻止、帰国ラッシュピークの成田空港
GWの3空港で機内検疫7万人、簡易検査は262人
インフルエンザには潜伏期間があって、感染していても発症しない期間があります。新型インフルエンザの場合、明らかではありませんが、約1週間ぐらいはあると考えられます。そうすると、この潜伏期間の患者さんは、サーモグラフィーや検疫を素通りしてしまいます。
発症していても、解熱薬を飲んで熱が下がれば、サーモグラフィーで検知できなくなります。これだけ大騒ぎになると、忙しいビジネスマンは、隔離される事を恐れて正直に病気を申告しないことも考えられます。
WHOは、このような「水際作戦」には効果がないことを強調しています。News24の「Border screenings ‘don’t work’(水際の検疫は有効ではない)」という記事を紹介します(記事をみる)。
記事によると、WHOの広報担当者Gregory Hartlは、日本がやっているような「水際対策(Border control)、検疫(Border screening)、あるいは渡航の制限(travel controls)は、新型インフルエンザ感染を阻止するのに有効でないだけではなく、重大な経済的混乱をひき起こす。我々は、これらのことを、2003年のSevere Acute Respiratory Syndrome (SARS)事件から学んだ。SARSでの誤りをくり返したくない。」と言っています。福田WHO事務局長補代理も同様のことを言っています。
幸い、日本ではまだ新型インフルエンザの患者は確認されていません。水際対策が有効でないとすると、握手やキスをあまりしない日本人の習慣が有効なのでしょうか?
昨日のマクドナルドの続きです。
マクドナルドはコーヒーお代わり自由 意外と知らないファストフード店の”暗黙のルール”
なかなか勉強になるサイトです。しかし、お代わり自由なのになぜ、SサイズとMサイズで値段が違うのだろう?
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