米Amazon、医薬品業界参入。ついに薬が購入できるようになる?

米Amazon、医薬品業界参入。ついに薬が購入できるようになる?
以下は、記事の抜粋です。


本屋が消えていくように、ドラッグストアも消えていくんでしょうか…。

先週、米Amazonは処方薬のインターネット販売会社PillPackを買収すると発表。ついにポチっと処方薬を買えるようになるかもしれません。

処方箋なしの薬に関しては、すでに米アマゾンで販売されていますが、処方薬のネット販売会社を買収ということは、医薬品業界に参入ということになります。PillPackは、処方箋に応じて薬を毎回飲む分ごと小分けにしたものを、毎月配送してくれるというステキなサービス。

米AmazonとPillPackがこれから一緒になにをして行くかというのは、まだ明らかにされていません。買収金額は約10億ドルとも伝えられています。米Amazonは医薬品業界への参入をずっと考えていたようで、去年買収の噂が立ったことも。そしてついに実現、ということですね。

米Amazonは去年の10月にすでにニュージャージ州、コネチカット州、ネバダ州を含む12州での処方箋薬通販ライセンスを取得しています。さてさて、これからどうなるのでしょう。街からだんだんドラッグストアが消えていってしまうのでしょうか。


日本でも、2016年4月に、電子処方箋システムが解禁されました。地域医療連携ネットワークが運営主体となってサーバーを立ち上げ、そのサーバーを介して医療機関と薬局が処方箋データのやり取りをする仕組みです。このシステムをうまく利用すれば、院外薬局どころか、アマゾンなどによる「クラウド薬局」も可能になりそうな気がします。

患者さんにとっては便利だと思います。日本では、既得権益の保護が優先されるので、実現は難しいかもしれません。実現されれば薬局業界は大混乱になりそうです。

 

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