先日、メルボルン大のFrank Caruso教授の講演を聴く機会がありました。彼のドラッグデリバリーシステム(Drug Delivery System, 体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システム)の研究内容も興味深かったのですが、最も印象的だったのは、彼の研究室ではGoProを使っていることでした。
捏造防止などの研究不正を防止することと、新入りの学生に手技を覚えさせるためだとGoProを導入した理由を説明していました。特に、新入りに重要な実験手技を教えるのには便利で、先輩がいちいち付っきりで説明する必要がなく、ビデオを見せるだけで済むので、本当に便利だそうです。日本でも3万円ぐらいで買えるので、今後は導入する研究室も増えてくると思いました。
下の写真はGoProを着けて実験している写真ではありませんが、74グラムなので頭に着けてロッククライミングもできることを示す宣伝写真です(記事をみる)。
以下は、日本語のレビューに載っていた写真です。
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