小野薬品が米メルクに勝訴的和解…オプジーボ特許侵害訴訟

小野薬品が米メルクと和解 オプジーボ特許侵害訴訟

以下は、記事の抜粋です。


小野薬品工業は1月21日、新型がん治療薬「オプジーボ」の特許侵害訴訟を巡り、米製薬大手メルクと和解したと発表した。特許の有効性を確認し、メルクが一時金6億2500万ドル(約715億円)と売り上げに応じた使用料を小野と提携先の米製薬会社に支払う。

小野は、メルクのがん治療薬「キイトルーダ」がオプジーボと同じく、免疫の働きを弱めるタンパク質「PD1」に作用する成分を用いており、特許侵害に当たると主張。米製薬会社とともに、世界で損害賠償や販売の差し止めを求めていた。日本ではメルク子会社MSD(東京)を訴えていた。


世界の市場でメルクと争うのは非常に苦しいので、小野にとっては非常にうれしいニュースだと思います。PD-1のリガンドはPD-L1と呼ばれています。Astrazeneca社やRoche社によって開発されているPD-L1抗体医薬はどうなるのでしょうか???

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