お値段わずか20セント!玩具をヒントにスタンフォード大学のエンジニアが開発した、超低コストの人力遠心分離機
以下は、記事の抜粋と動画です。
紐の中央で円盤状のものを回転させる玩具を元に、スタンフォード大学のバイオエンジニアが開発した、製作コスト20セントという超低コストの人力遠心分離機。
毎分125,000回転にもなるそうで、血液中の赤血球と血漿を1分半で分離できるんだとか。
スタンフォード大学ニュースのタイトルは、”Inspired by a whirligig toy, Stanford bioengineers develop a 20-cent, hand-powered blood centrifuge”です(ニュースをみる)。また、この仕事は論文としてNature Biomedical Engineeringに掲載されています(論文をみる)。
この仕事の一番のポイントは、どのくらいの回転数かを実際に測定したことだと思います。良くあるオモチャのような仕掛けが、毎分125,000回転、30,000 Gの遠心力を達成するとは実験者も予想していなかったようです。
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