ステロイド軟膏とクリームの使い分け
違いを初めて知りました。以下は、記事の抜粋です。
ステロイド軟膏の基剤は主にワセリンであり、ステロイドクリームの基剤は乳剤型膏薬(クリーム)基剤となっている。
近年のクリーム基剤の開発により、含有する薬物の経皮吸収効率の亢進と使用感の改善が行われており、さらに界面活性剤による刺激が軽減されている。気候、地域、患者の皮膚の性状にもよるが、患者のアドヒアランスを考慮してクリーム基剤を選択する皮膚科医も増加している。
軟膏基剤のステロイド外用薬は急性炎症症状のうち、紅斑、丘疹がその適応となる。水疱形成を示す可能性がある場合には、病巣部の掻破を引き起こして病巣の悪化をきたす。慢性の乾燥性病巣に対しては軟膏基剤のステロイド外用薬が効果を発揮する。
一方、クリーム基剤のステロイド外用薬は、漿液性丘疹を形成する程度の病巣には、ステロイドの経皮吸収を亢進させ、症状の鎮圧を行い、小水疱の出現をも抑制するため効果を期待できるが、比較的大きな水疱を形成する場合には使用法が難しくなる。水疱が数個程度であれば、水疱膜を破り、水疱内容を排出したのちステロイド外用薬を塗布し、その上からガーゼを貼布する方法もある。
要するに、乾燥している場合は保湿性の強いワセリンを含む軟膏が適していると理解しました。保湿性については、「軟膏>クリーム>ローション」なので、乾燥の度合いが強い冬場などは「軟膏」や「クリーム」を、汗ばむ季節や広範囲に塗りたい場合は「ローション」ということになるのでしょうか。


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