子宮頸がんワクチン――反ワクチン団体とマスメディアのネガティブキャンペーンに医学常識がボロ負け

子宮頸がんワクチン「接種させる」母親は24%―阪大調査 7割半は「接種させない」か「分からない」
以下は、記事の抜粋です。


子宮頸がんワクチンの接種対象年齢と近い将来に接種対象年齢となる10~18歳の娘を持つ母親1,000人を対象に、インターネット調査を行った。

その結果、子宮頸がんワクチンの接種を始めていないと回答したのは200人、2~3回目の接種を受けずに中断していると回答したのも200人だった。娘の接種を中断した理由で最も多かったのは「国の積極的な接種呼びかけの中止」(37%)で、それに「報道で副反応が心配になったから」(34%)が続いた。なお、「娘が嫌がったから」は13%にとどまっていた。


子宮頸がんによる死亡は毎年3000人以上です。ワクチンで約5割の発症が予防できるとされています。将来的に年間1500人以上の子宮頸がん死が防げるとしたら、10万人に1人で重篤な副反応があるとしても、メリットの方が明らかに大きいです。

「副反応報道や勧奨中止後も接種を続けさせた母親たちでは、中断させた母親たちよりも『ワクチンの効果や起こり得る副反応について医師の説明を十分受けた』と回答した割合が多かった。」というのが重要だと思います。「親は子供をHPVに関連したがんから守る重要人物」であることをしっかりと認識してもらいましょう。

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