イギリスで2000年以降に生まれた人全員に喫煙を禁止する法案が提出

2000年以降に生まれた人全員に喫煙を禁止する法案を提出
以下は、記事の抜粋です。


英国の医者たちが、2000年以降に生まれた人全てに喫煙を禁止する法案を提案した。現在14歳以下の人はタバコを吸うことが違法となる。この20年でイギリスから完全にタバコを締め出すための第一歩を踏み出したというわけだ。

この動きは英国医師会(BMA)の年次代表者会議で承認された。まもなく、現在14歳以上の子供を対象にした喫煙禁止法案の導入を政府に陳情することになるという。BMAは過去にも、公共の場や子供がいる車内での喫煙を強行に禁止させるのに成功した経緯がある。

15歳でタバコを吸い始めた人の喫煙が関連したガン死亡率は、20代半ばでタバコを吸い始めた人の三倍にもなる。さらに、喫煙者の10人中9人は、喫煙を後悔している。喫煙者たちがガンと診断されてもなお、タバコをやめることができないほど、ニコチン中毒の影響力はとてつもなく強い。


the guardianの記事のタイトルは、”Doctors vote for ban on UK cigarette sales to those born after 2000″です(記事をみる)。翻訳の元になったelitedailyの記事のタイトルは、”Building For The Future: Britain Is Trying To Ban Smoking For Anyone Born After The Year 2000″です(記事をみる)。

喫煙の問題は、上記の様に、やめたくてもやめられない強い依存性があることです。この依存という現象は、経験したヒトでないと理解できないほど強い薬物への欲求です。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬でも、3ヶ月以上の長期服用を行うと、3人から5人に1人の割合で依存症が出現すると言われていますが、認識している医師は少なく、長期投与が漫然と行われていることは珍しくありません。タバコの場合は、明らかな「自殺行為」であることが広く認められているだけマシかもしれません。

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