パジャジャラン大学(Universitas Padjadjaran 、UNPAD)はバンドン市にある国立大学で、その名前は、昔バンドン周辺で栄えた王国の名前にちなんだものだそうです。16の学部に4万人以上の学生が在籍しています。医学部は、バンドンに4つある医学部で唯一の国立ということで人気があり、医師養成だけではなく、研究にも力を入れようとしています。
バンドン市の中心部にあるEijkmanキャンパスの玄関。このビルには300人が収容できる大講堂、HIVと結核患者の外来、先進機器をそろえた研究室などがあります。これらの研究室は学術研究だけではなく、患者サービスにも使われる予定です。
上と同じビルには、イスラム教徒用のお祈りの場所もあります(上)。下は公道の上に設置された教育病院(Rumah Sakit Hasan Sadikin、RSHS)への連絡通路。
Hasan Sadikin病院のビル。日本製のバイクがぎっしり停まっています。
オランダ時代の建物も残っています。下は産婦人科の医局のある建物。
民族楽器を演奏する人もいます(上)。スンダ地方の民族衣装を着た病院スタッフ(下)。真ん中の人が病院長です。”Think locally act globally”と書いてあります。
Jatinangorキャンパスにある医学部の建物の玄関にある看板(上)。教育の大半は、他の学部もあるこのキャンパスで行われているそうです。下の写真は、医学部長室で出されたお茶とお菓子。左は焼き芋、右は揚げたバナナです。
上は、解剖の試験直前の学生たち。去年は56%しか合格しなかったということで、必死で勉強しているところ。下は、医学部の1年生が入る学生寮。
ストレスを癒すためということで、カフェ(上)やカラオケボックス(下)があります。
学生の研修病院である公立のUjung Berung病院の受付(上)。この病院は、”district hospital”という分類です。今年の1月からインドネシアの保険制度が変わり、大学病院では紹介患者しか診れなくなったため、医学部の学生はこの病院でも臨床実習をしています。右の写真は、受付の横に置かれた受付機(下)。必要な情報をインプットすると、受診先が指示されます。
Ujung Berung病院の駐車場もバイクだらけ(上)。Ujung Berung病院はバンドン市の東部が守備範囲です。下は、市の南部を守備範囲とするdistrict hospital、Soreang病院のスタッフ。新生児室です。なんと、1日約30の分娩があるそうです。
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