“ノロウイルスのいない”牡蠣 世界初「完全陸上養殖」で実現

“食あたりしない”牡蠣 世界初「完全陸上養殖」で実現 世界展開も視野
以下は、記事の抜粋です。


“あたらない”という牡蠣、陸上養殖に初めて成功です。オイスターバーなどを運営する企業が発表した、こちらの牡蠣。一見、普通の牡蠣に見えますが…

食あたりは、牡蠣が海中に漂うウイルスを取り込むことで起こります。今回の牡蠣は、世界で初めて完全陸上養殖で育てていて、ウイルスのいない深さ200メートル以上の深層水を使用することでウイルスなどを排除しています。

さらに、餌によって味を変えることができるので、商品によって甘味を強めたり、渋みを足したりすることもできるとしています。この“あたらない”牡蠣は3年以内を目処に量産化し、市場に投入する予定で海外展開も目指すということです。


ノロウイルスは、次のようにして自然界で生きています(記事をみる)。

ノロウイルスは、二枚貝の中腸線に蓄積されています。ウイルスを持った二枚貝を人が食べることにより、ウイルスが人へ移行します。ウイルスは人の小腸内で増殖し、糞便とともに排出されます。(この時感染した人に胃腸炎の症状が現れます。)便とともに排出されたウイルスは、河川を経由し海へ流れ出ます。そして、また、二枚貝に取り込まれます。

つまり、他の2枚貝は別として、ヒトが食べるカキがすべてノロウイルスフリーになったら、ノロウイルスの数が徐々に減っていき、そのうち撲滅される日がくるのでしょうか?

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