新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識(2022年9月版)

新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識(2022年9月版)
以下は、記事の抜粋です。厚労省の発表から私の興味のある所だけを抜粋しました。


  1. Q 日本では、これまでにどれくらいの人が新型コロナウイルス感染症と診断されていますか。
    A 日本では、これまでに18,917,782人が新型コロナウイルス感染症と診断されており、これは全人口の約15.0%に相当します
  2. Q 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人や死亡する人はどれくらいですか。
    A オミクロン株が流行の主体である2022年3月から4月に診断された人の中では、
    重症化した人の割合は 50歳代以下で0.03%、60歳代以上で1.50%
    死亡した人の割合は 50歳代以下で0.01%、60歳代以上で1.13% となっています。
  3. Q 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化しやすいのはどんな人ですか。
    A 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方、一部の妊娠後期の方です。重症化のリスクとなる基礎疾患等には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、喫煙があります。また、ワクチン接種を受けることで、重症化予防効果が期待できます。
  4. Q 海外と比べて、日本で新型コロナウイルス感染症と診断されている人の数は多いのですか。
    A令和4年9月3日時点での日本の人口当たりの報告されている感染者数及び死亡者数は主要国を上回っています。(この差について、各国の感染者数・死亡者数の報告方法が異なることも影響している等、結果の解釈には留意が必要です。)
  5. Q 新型コロナウイルスに感染した人が、他の人に感染させてしまう可能性がある期間はいつまでですか。
    A 新型コロナウイルスに感染した人が他の人に感染させてしまう可能性がある期間は、発症の2日前から発症後7~10日間程度とされています。また、この期間のうち、発症の直前・直後で特にウイルス排出量が高くなると考えられています。
  6. Q 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、どれくらいの人が他の人に感染させていますか。
    A 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、他の人に感染させているのは2割以下で、多くの人は他の人に感染させていないと考えられています。1人の感染者が何人もの人に感染させてしまうことがなければ、新型コロナウイルス感染症の流行を抑えることができます。
  7. Q 新型コロナウイルス感染症を拡げないためには、どのような場面に注意する必要がありますか。
    A 飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わりといった場面でも感染が起きやすく、注意が必要です。
  8. Q 新型コロナウイルス感染症を診断するための検査にはどのようなものがありますか。
    A 新型コロナウイルス感染症を診断するための検査には、核酸検出検査(PCR法等)、抗原定量検査、抗原定性検査等があり、いずれも被検者の体内にウイルスが存在し、ウイルスに感染しているかを調べるための検査です。
  9. Q 新型コロナウイルス感染症はどのようにして治療するのですか
    A 軽症の場合は経過観察のみで自然に軽快することが多く、必要な場合に解熱薬などの対症療法を行います。ただし、重症化リスクのある方については、中和抗体薬や抗ウイルス薬の投与を行い、重症化を予防します。呼吸不全を伴う場合には、酸素投与や抗ウイルス薬、ステロイド薬(炎症を抑える薬)、免疫調整薬の投与を行い、改善しない場合には人工呼吸器等による集中治療を行うことがあります。こうした治療法の確立もあり、新型コロナウイルス感染症で入院した方が死亡する割合は低くなっています。発熱や咳などの症状が出たら、まずは身近な医療機関に相談してください。
    国内で承認されている治療
    ・ レムデシビル(ベクルリー®)・ モルヌピラビル(ラゲブリオ® )・ ニルマトレルビル/リトナビル(パキロビッド® )・ ソトロビマブ(ゼビュディ®)・ カシリビマブ/イムデビマブ(ロナプリーブ®)・ チキサゲビマブ/シルガビマブ(エバシェルド® )・ デキサメタゾン・ バリシチニブ(オルミエント®)・ トシリズマブ(アクテムラ®)(2022年9月9日時点)
  10. Q 現在、日本で接種できる新型コロナワクチンはどのようなワクチンですか。接種はどの程度進んでいますか。
  11. Q 新型コロナウイルスの変異について教えてください。

公式の感染発表だけで国民の15%ということは、推測ですが1/3~1/2の国民が新型コロナ、それもほとんどオミクロンに感染したと思います。

治療薬もニルマトレルビル/リトナビル(パキロビッド® )はおそらく、新しい変異株に対しても効果があるでしょう、使いすぎて耐性菌が出てくることが心配ですが、ワクチンと治療薬との組み合わせで、本当に「明るい光」が見えてきたと思います。

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