抗体カクテル療法「1回31万円で50万回分調達」

抗体カクテル療法「1回31万円で50万回分調達」 菅前首相が発言
以下は、記事の抜粋です。


菅義偉前首相は10月12日夜のインターネット番組で、新型コロナウイルスの軽症・中等症患者向けの「抗体カクテル療法」と呼ばれる点滴薬「ロナプリーブ」について、中外製薬から1回31万円で50万回分調達していたことを明らかにした。厚生労働省によると、中外製薬との契約では、購入価格や数量は明らかにしない秘密保持の条項が含まれているという。

菅氏は、ワクチン接種の進展と軽症者向け治療薬の実用化を、首相在任中の成果として強調。7月に薬事承認したロナプリーブについて「実は1回31万円なんですよ。非常に高価だがよく効く」と述べるとともに、当初は20万回分の調達を予定していたが「買えるだけ買え」と指示し、計50万回分に増やした経緯を語った。調達費は単純計算で1550億円となる。


抗がん薬のオプジーボ(一般名:ニポルマブ)は、販売当初で1バイアル(100㎎)約73万円でしたが、今はかなり値下がりして15万5千円なので、31万円は抗体医薬としては順当な価格です。「新型コロナは普通の風邪だから2類感染症から5類感染症に変更しろ」という意見がありますが、その場合新型コロナに感染して入院して「抗体カクテル」治療を受けると、とんでもなくお金がかかる可能性が高いです。

もちろん、他にも新薬が出てくるかもしれませんんが、新薬は一般に高価です。反ワクチン派のヒトは、今無料のワクチンを打たずに新型コロナが普通の風邪扱いになった時に運悪く感染したら、かなり後悔することになると思います。

私は、菅さんがワクチン接種を進展させたことを高く評価しています。批判をされてもまったくぶれない姿勢がこの場合は適任でした。その上、スマホ代も安くしてくれたので、アベノマスクの前首相よりもずっと良かったと評価しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました