世界の名だたる数学者がこぞって日本のチョークを買い求める理由…「日本スゴイ」で終わらない話。

世界の名だたる数学者がこぞって日本のチョークを買い求める理由

以下は、記事の抜粋です。


数学者たちにとっての最高のチョーク、それは日本の羽衣文具が発売した「ハゴロモ(HAGOROMO)”フルタッチ”」チョークである。

炭酸カルシウムを主原料とするこのチョークは、なめらかで書き味に優れ、折れにくいことから、数学者の間では「チョーク界のロールスロイス」とまで言われる最強のアイテムなのだ。

残念なことに羽衣文具は2015年3月、後継者不在を理由に廃業となり、80年余りの歴史に幕を下ろした。廃業が発表になるや否や、海外から羽衣文具にチョークの注文が殺到した。

最近公開された動画では、普段から羽衣”フルタッチ”チョークを愛する世界トップクラスの数学者たちがこのチョークの魅力を熱く語っている。

数学者たちの声の日本語訳は上の記事に書かれています。

羽衣チョークは2015年3月、- 2015年3月、- 生産と販売を終了した羽衣文具はその技術を馬印に移転。更には同年6月、「HAGOROMO」ブランド、製造設備、材料調合、製造技術指導など含めすべてを韓国・セジョンモール社に譲渡した。

追記(2019/05/11):羽衣チョークの熱心な愛用者だった1人の韓国の塾教師が、廃業のニュースを聞きつけて日本にかけつけた。私財を全て投げ出し、5000万円かけて羽衣文具の機械を全て買り、韓国内に生産ラインを設けた。その工場がセジョンモール社だそうである(ソース)。


かつては栄えた日本のものづくりが、今では寂しくなっている現状をよく反映していると思います。

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