大学で初か 長崎大 喫煙者を教職員に採用しない方針
以下は、記事の抜粋と、記事に対する「はてなブックマーク」のコメントです。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて受動喫煙対策が進む中、長崎大学は今後、喫煙者を教職員として採用しない方針を明らかにしました。
すでに配布している教職員の募集要項には喫煙者を採用しないことを明記していて、面接の時にも喫煙するかどうかを改めて確認することにしているということです。
長崎大学によりますと、喫煙者を教職員として採用しない方針を示したのは全国の大学の中で初めてだということです。
また、現在たばこを吸っている教職員については、来月、学内に無料で受診できる禁煙外来を開設するなど禁煙に向けた支援を行うことにしています。
長崎大学では、喫煙所や灰皿を撤去するなど受動喫煙対策を進めていて、ことし8月には大学の構内を全面的に禁煙にします。
こうした取り組みの結果、去年8月時点での教職員の喫煙率は1割未満にとどまっているということです。
河野学長は「全国的に自治体や企業でも禁煙の動きが進む中、学生を社会に輩出する教育機関として禁煙の取り組みは大学のつとめだと考えている」と話しています。
● 本質的に教員としての資質と関係ない条件で差別的でもある。学内にこれはおかしいと言える人はいなかったのか。あるいはトップの暴走かな?
● 国立大学でこういうのって問題ないのかな。タバコを吸うのは犯罪じゃないわけだし。私はタバコは吸わないし、関係者じゃないので、余計なお世話かもしれないけど
● 嫌煙家は大拍手なんだろうが、これっていいの? いや俺は吸わないけど。
● 教員や研究者としての能力は、喫煙習慣とは無関係じゃないかなぁ。喫煙が社会規範を逸脱しているレベルの悪習だとも思えないし。
● たばこ臭いの嫌いだけど、これは差別だと思う。業務に支障がないのなら、嗜みひとつで選別されるべきじゃない。
上のコメントは、4月20日時点での人気コメント6つの中の5つで、これらのすべては長崎大学の方針に対して否定的です。
特に、「教員や研究者としての能力は、喫煙習慣とは無関係」という意見が多いですが、喫煙者をやめられないヒトは、ニコチン中毒に陥っているヒトです。アメリカでは、自分を律する能力に欠けるという理由で、私が留学した30年以上前でも、喫煙者や肥満者はリーダー的なポジションに着けませんでした。関連記事で紹介したように、企業では日本でも広がっています。
問題は、「喫煙しない」と誓約して就職した後で喫煙がバレる教職員です。これで解雇はなかなかできないし、解雇すれば訴えられて裁判になるでしょう。その時の司法判断がどうなるか、興味があります。
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