プレゼンテーション中に聴衆を居眠りさせないためのティップス10+選
Twelve ways to engage your learning audience
内容は、学会発表というよりは、「1日でエクセルをマスターするコース」の講師などを想定しています。そういう意味では、大学で講義をする教員にもあてはまると思います。
このティップスのような双方向性の教育は重要です。一方的に講義するくらいなら、ビデオやDVDで流すほうが、何度も再生できるだけマシです。偉そうに言ってますが、Interactive Health Tutorialsの薬理学版ができたら、勝つ自信はないです。
1.Ask questions designed to get a verbal response. 質問して、言葉で答えさせる。 簡単な質問をしたり、意見を求める。これで、講演に注意を集中させられる。—日本の大学では極めて難しい。特定の学生ばかりが答えて、他の学生がかえってやる気をなくすこともありそう。
2.Ask for a show of hands in response to your questions. 質問して、挙手させる。 賛成・反対みたいなことでも良いので、意見、経験、要求などを問う。
3.Give them a mental picture. 聴衆にイメージを与える。 イメージを描きやすいように話しましょう。聴衆の心の中の絵をイメージして話せば、メッセージは彼らの心に残るでしょう。
4.Ask them to create a mental picture. 心の中でイメージを描かせる。 聴衆が実際に経験した例の中からテーマに関連するものを考えさせる。
5.Give them time to talk to each other. 聴衆間で意見交換する時間をつくる。 重要なポイントについて、パートナーを決めて議論したり、問題点を考えるための時間を与える。—コメントの中に、このような時間は無駄で、講師がサボっているだけだという批判がありましたが、そうではないと思います。
6.Give them a game or exercise. ゲームあるいは運動をさせる。 テーマと関係があるものの中から何か面白そうなものを選ぶ。—パソコン教室ではできるかもしれないけど、医学教育では難しいかもしれません。
7.Repeat a word or phrase. 単語やフレーズを繰り返す。 重要な単語やフレーズを説明したら、聴衆にも何かを言ったりさせたりしましょう。—これもパソコン教室向けかな?
8.Have them talk back to you. 聴衆に解説させる。 あなたの話が短く簡潔であれば(必ずそうあるべきだが)、逆に聴衆からあなたに要点をまとめて話させましょう。—学生に講義をさせたり、症例や処方を説明させたりするのが相当するような気がします。
9.Give them a “quiz.” 「クイズ」を出す。 話している途中、キーワードの直前でいったん話を止め、次に来るべきキーワードを聴衆に当ててもらう。
10.Encourage their questions. 質問を奨励する。 講演を始める前に、質問は講演の途中でも大歓迎であることを話す。質問されたら、必ず答える。これで、あなたが聴衆に興味を持ち、尊重していることが伝わります。
11.Let them select the order of the presentation. 講演で話すトピックの順番を聴衆に決めさせる。 話す予定のトピックが複数ある場合、最初にトピックのリストを見せて、聴衆に挙手などで投票させ、話す順番を決めさせます。
12.Give them a task. 最初に課題を与える。 講演の最初に、聴衆が講演中、あるいは講演の最後にすべき課題を与えます。
昨日、11時ごろ、家の近くの路上ですが、雲を通して三日月のような太陽がみえました。肉眼でみたのはまずかったかな?太平洋上だと、コロナを中心に上空は真っ黒で、水平線付近は360度夕焼けみたいになるんですね。
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