「エアコンはつけっぱなしが得」はホント? – ダイキンが検証実験

「エアコンはつけっぱなしが得」はホント? – ダイキンが検証実験
以下は、記事の抜粋です。


ダイキン工業は8月12日、「ダイキン空気のお悩み調査隊」として「エアコンをつけっぱなしにするのとこまめに入り切りするのでは、どちらが安くなるの?」をテーマに行った検証結果を発表した。

同社では、ほぼ同じ条件のマンションの2部屋(8月の猛暑日、大阪の築10年南向きマンション)を使って検証実験を行った。

9時~23時のあいだ、つけっぱなしにしたエアコンと、30分間隔で運転オン・オフを繰り返したエアコンの消費電力量を比較したところ、日中9時~18時は、30分間であればエアコンを切るよりつけっぱなしにする方が消費電力量は少なくなった。

続いて1日の生活スケジュールを想定して、9時~23時につけっぱなしにしたエアコンと、 外出時に運転をオフにしたエアコンの消費電力量を比較した。生活スケジュールは、11時~12時(買い物)、14時~14時半(子どもの送迎)、16時~16時半(散歩)、18時~20時(外食)の4回外出したという想定。

1日の消費電力量はつけっぱなしが5.7kWh、こまめに入り切りが4.4kWhでつけっぱなしの方が大きくなった。電気代に換算(電力料金単価を27円/kWhとして計算)すると、つけっぱなしが153.9 円、こまめに入り切りが118.8円となり、つけっぱなしの方が1日で35.1円高くなった。

今回の実験のように外出時間が長くなると、こまめに入り切りの方が消費電力量は小さくなると言えそうだ。

日中は35分までの外出であればつけっぱなしの方が安い、夜は18分までの外出であればつけっぱなしの方が安い、ということが推察されるという。


67.0%が「つけっぱなしの方が電気代が安いと思う」と回答しているのは、関連記事のような情報が広くいきわたっているためだと思われます。

しかし、ダイキンの実験をみると、一概に「つけっぱなしの方が電気代が激安」とはいえないことが分かります。不思議なのは日中と夜で結果が違うことです。理由が外気温だとすると、高いほどつけっぱなしにする方が経済的ということになるかもしれません。いずれにしても、私は帰宅時の快適性が重要なので、つけっぱなしにします。

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コメント

  1. SECRET: 0
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    24時間つけっぱなしのコントロールデータがなくての比較はおかしいと思います

  2. より:

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    帰宅時の快適性なら予約すればいいのでは?

  3. tak より:

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    >んさん
    確かにそうです。コメントありがとうございました。

  4. pe-t より:

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    室内と室外の温度差があればあるほど、
    付けっぱなしの方がお得になるのかな?
    同じ理由で室内空間の容積の問題もあるね。

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