Microsoftが「ハードウェアの安全な取り外し」を行わなくてもUSBを取り外してOKと認める
これは、大ニュースです。以下は、記事の抜粋です。
2019年4月2日、Windows 10のバージョン1809で2度目の累積アップデートがリリースされました。このバージョン1809以降で、MicrosoftはWindows 10における外部記憶メディアの取り外しに関するポリシーを変更しており、これまで何度も行ってきた「ハードウェアの安全な取り外し」作業は不要になることが明らかになっています。
バージョン1809以降に適用される新しいポリシーによると、Windows 10には「Quick removal(クイック取り外し)」という機能が存在しており、積極的にファイルを書き込んでいない限り、いつでも外部記憶メディアを取り外しすることができるようになっているとのこと。つまり、PCとUSBメモリ間でデータのやり取りを行っているタイミング以外でなら、従来の「ハードウェアの安全な取り外し」なしでUSBメモリを抜いても全く問題なくなるというわけです。
MicrosoftはWindows 7以降にフラッシュドライブを安全に保護するための策を講じるようになったとのこと。しかし、長らく外部記憶メディアを安全に取り外すための方法を宣伝してきたため、「ハードウェアの安全な取り外し」なしでUSBメモリの取り外しが可能になってからも、しばらくの間はタスクバー上に「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」というアイコンが残ったままとなっていたそうです。
そして、Windows 10のバージョン1809でついに、「ハードウェアの安全な取り外し」なしで外部記憶メディアの取り外しが行えることを正式にMicrosoftが認めたというわけです。
早速、バージョン1809にアップデートしました。しかし、よく読んでみると、以前のバージョンで「ハードウェアの安全な取り外し」なしでUSBメモリを抜いても問題はなかったようです。いずれにしても、今後は操作がかなり楽になると思います。
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