写真に写り込んでしまった邪魔物を簡単に消し去ることができるフリーソフト「PhotoWipe」
以下は、記事の抜粋とサンプル写真です。
写真を撮る時に被写体が金網越しにしか撮影できなかったり、被写体の前に余計な物体が映り込んでしまっていたり、背景が汚くて被写体の美しさが損なわれていたり……といった経験がある人は多いはず。そんな悩みを解消するために作られた、写真に写り込んでしまった邪魔な障害物を簡単に消し去ることができるフリーソフト「PhotoWipe」を使ってみました。
2017年10月30日付の記事なので、新しいソフトかと思いましたが、有名なフリーソフトのオンライン紹介サイト「窓の杜」では2007年に既に紹介されていました(紹介をみる)。
「指定範囲の周囲の画像が引き延ばされて、擬似的に邪魔なものを消すことができる。処理の品質はよいとは言い難いが、画像サイズを縮小するとかなり違和感がなくなる。本ソフトは英語版だが直感的に操作できるので、ホームページやブログ、またはmixiなどで写真を公開する際に使ってみてはいかがだろう。」という「窓の杜」の評価が適当だと思います。論文の捏造写真には使用不可です。
コメント
論文に捏造写真を載せるのはダメということですよねー。
マスコミやYoutube、ブログなどに捏造写真を載せるのはOKですから、
メディアの信用が落ちますよね。
昔、ハッブル・スペーステレスコープが打ち上げた後、ピンボケ写真しか撮れなくて、
観測結果から論文を書かねばならない人々は、統計的手法を駆使して画像処理を行ない、
「ピンボケで失われた情報は、こうだったに違いない!」
とか論文を書きまくったので、「捏造だろ〜」って言われました。実際、スペースシャトルで人を観測衛星まで行かせてピンボケ状態を「コンタクトレンズ」で治したら、統計的手法を駆使して画像処理を行なった結果は、現実と違うことがわかり、教訓になりました。要するに、「捏造写真」だったのです。
ROSAT(X線天文衛星)は、エネルギー分解能がイマイチだったので、ティコの超新星残骸について輝線そのものは観測できませんでしたが、てんまの観測と野本先生のIa型超新星残骸のモデルに当時プラ研で今は首都大学東京の政井さんの非平衡にあるプラズマからの輝線分布を入れたら、大体、スペクトルの空間分布が説明できそうでした。それで、MPEの同僚に話をして、オランダから来ている人のプラズマからのX線データを借りて、コラボしたらROSATのデータでも論文が書けるという話をしたのですが、Zimmermannがダメですと言い、Aschenbachに「そんなことは観てから言え」(=過剰解析だ)と却下されました。なので、こうだよ〜と大っぴらに話していたら、後に「あすか」で小山先生の弟子が仕事をしてくださいました。ROSATのデータでも、プラズマからの輝線データを入れてIa型超新星残骸のモデルで解析しておけば、論文になったのにな〜そういうのを「捏造の科学者」とは言わないよなぁと今でも思います。
ところで、大阪大学で @kikumaco さんが頑張って被曝による健康被害を小さく見せようとなさっていますが、あまり聞く耳を持つ人がいないのは、統計が信用されていないからだと思いました。