飽和脂肪酸の摂取量が高いと冠動脈性心疾患が増加する

飽和脂肪酸の摂取量が高いと冠動脈性心疾患の増加


今回の結果は、飽和脂肪酸(ハードチーズ、全乳、バター、牛肉、チョコレートに含有される)の高摂取は、冠状動脈性心疾患のリスク増加と関連したことを示唆する。

飽和脂肪酸の複合群(毎日のエネルギー摂取の1パーセント分)を、多価不飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、全粒炭水化物、植物性たんぱく質(同等のエネルギー量)で置き換えることは、冠動脈性心疾患リスクを6から8パーセント低下させると推定された。


先日、揚げ物にはトランス脂肪酸が含まれる可能性が高いので体に悪いという記事を紹介したばかりですが、今日の記事はトランス脂肪酸(これは不飽和)だけではなく、飽和脂肪酸も体に悪いという記事です。本記事は心疾患リスクですが、以前の関連記事で飽和脂肪酸は死亡リスクも高めるという話を紹介したので、ダメ押しです。

やはり、「美味しいものはカラダに悪い」ようです。

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トランス脂肪酸はもちろん飽和脂肪酸も体に悪い。不飽和脂肪酸とくに多価不飽和脂肪酸は体に良い。

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