「骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン 2025年版」

初めて治療ゴールを示した「骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン」
自分用のメモです。以下は、記事の抜粋です。


日本骨粗鬆症学会と日本骨代謝学会、骨粗鬆症財団の3団体は2025年8月に『骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン 2025年版』を10年ぶりに刊行した。

今回の改訂では「ゾレドロン酸」「アバロパラチド」「ロモソズマブ」の3つの治療薬が追加された。ゾレドロン酸は点滴製剤で、1年に1回投与の骨吸収を抑える骨吸収抑制薬であり、経口での服用に問題のある患者やアドヒアランスに問題がある患者などにメリットとなる。

また、今回のガイドラインでは、「骨折リスクが非常に高い患者には、まず治療薬として骨形成促進薬を処方する」ということが明記され、新しい治療薬のアバロパラチドとロモソズマブは、この骨形成促進薬となる。この使い分けについては、まだ明確なコンセンサスがないので、今後臨床研究を積み上げていくこととなる。

そのほか既存薬のテリパラチドも「骨折リスクが非常に高い患者に使用すること」が示されている。その理由の1つとして何も治療していない患者のほうが、骨形成促進薬の治療効果が非常に高いというエビデンスがあり、国内外の専門家のコンセンサスも得られている。


記事にも書かれているように、骨粗鬆症は、社会的認知も上がり、高齢者、特に女性の診療ではどの臨床科でも考慮しなければならない疾患となっています。ガイドラインに書かれている治療法や予防法もどんどん変わっており、一般内科医も日々勉強する必要があります。

我々が子供の頃には「腰のまがったお婆さん」は当たり前の存在でしたが、今では予防可能だった脊椎の圧迫骨折の症例です。

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