今村元衆院議員経営の病院捜索 名古屋特捜、コロナ補助金不正か
以下は、記事から写真以外の転載です。
新型コロナウイルス対策の補助金を虚偽申請した疑いがあるとして、名古屋地検特捜部が詐欺の疑いで、今村洋史元衆院議員(63)が運営法人理事長と院長を務める愛知県一宮市の「いまむら病院」を家宅捜索したことが10月31日、関係者への取材で分かった。特捜部は押収した資料を分析し、実態解明を進めるとみられる。
愛知県によると、病院側は2020~23年度、国の交付金を原資とする補助金を申請した。昨年11月、会計検査院が約1億6千万円の過大受給を指摘。県は調査の結果、少なくとも約4億5千万円の不正受給があったと認定し、関連補助金の全額約17億6千万円の返還を求めた。
県によると、病院側は医療機器の納品書を偽造したり、消毒費用を水増ししたりしていた。領収書日付や通帳写しの改ざんも見つかったという。
今村氏は医師で、12年に日本維新の会から立候補し初当選、1期務めた。15年に自民党へ入党。旧安倍派に所属したが、昨年衆院選は派閥裏金事件を受けて公認を得られず、出馬を断念した。
以下は、ちょうど1年前の記事です。
裏金で非公認の今村氏、出馬断念 東京9区、保守分裂回避
以下は、記事の転載です。

衆院選での立候補を断念し、記者会見する今村洋史 2024年10月13日、東京都練馬区
自民党派閥の裏金事件を受け、衆院選で非公認となった東京9区支部長の元職今村洋史氏(62)=旧安倍派=は10月13日、東京都内で記者会見し、立候補を断念すると表明した。10日に記者会見して無所属で出馬する意向を示し、自民に復党し同じく無所属で出馬予定の元経済産業相菅原一秀氏(62)と保守分裂選になる可能性があった。
今村氏は不出馬の理由を「私が力足らずというのは明らかだ」と説明。保守分裂になるのを避けるとした上で「有権者の選択肢をきちんとした形にすべきだと判断した」と述べた。
一方、菅原氏は取材に「大変驚いたが、これまで通り誠心誠意、国政復帰に向けて努力する」と話した。
埼玉医科大卒の精神科医という肩書です。こういうヒトが日本の政治に関わっていたとは、ホントに悲しい話です。たぶん、他にもいるんでしょうね、、、
ちなみに、今村氏が保守分裂にならないように保守の票を譲ったとされる菅原一秀は、有権者に香典を配り、2021年に6期目の途中で議員を辞職。公職選挙法違反の罪で罰金刑を受け、昨年年7月に公民権を回復した人です(記事をみる)。いずれにしても、10月27日に投開票された東京9区で落選しました。


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