【ユニ・チャーム】マスク着用者の合格率が上回る‐「受験生の体調管理」調査で判明
以下は、薬事日報に載っていた記事(広告?)の抜粋です。
ユニ・チャームは、本格的な受験シーズンを前に、これまでに大学受験を経験した受験生本人や、その家族を対象に「受験生の体調管理」に関する意識調査を行ったところ、6割強の受験生は試験本番までの体調管理としてマスクを着用していた。また、マスク着用者では志望校への合格率が高い傾向がうかがえたが、中でも同社の「超立体マスク」使用者に、顕著な傾向が見られたという。
こういう調査や研究を装った広告が、科学性をちらつかせて消費者を欺くという意味で最も悪質だと思います。社員が参加した研究(?)の結果は、基本的に信用できません。大衆紙なら仕方ないですが、薬事日報がこのような記事をなんの注釈もなく掲載したのには驚きました。
下のグラフは同じニュースをあつかった別の記事からとってきたものです。
マスクの着用が「栄養のある食事をとった」のとほとんど差がないのがおもしろいです。統計処理がなく、手洗いとうがいが一緒になっているのが残念ですが、マスクよりも手洗いが重要であることが良くわかります。
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