南京に来ました(その3)

合肥から南京に戻り一泊しました。昼食は玄武湖近くの繁華街にある江南小鎮という小龍包がウリの店に行きました。店員募集の広告があり、店長の月給は3500~4000元(7万円から8万円)でした。

小龍包は8元(4個160円)、ニラと豚肉のワンタンは10元(200円)、エビのワンタンは12元(240円)でした。皿とスプーンにもカワイイ小龍包の絵が付いています。

料理ができたら光って音が出て客に知らせる装置(上)。小龍包(下)は中のスープも具も本当に美味しかった。超おススメです。

上は豚肉、下はエビのワンタン。これらも普通に美味しかった。どちらかといえば、私はエビの方が美味しかった。

年間2400万人以上が訪れるという夫子廟に行きました。「夫子」はもともと儒学者に対する尊称で、孔子(BC500年ごろ)が孔夫子と呼ばれていた(英語ではConfucius)ことからも、夫子廟は孔子廟を意味すると思われます。 夫子廟には、孔子を祭る廟だけではなく、科挙の試験場の跡地、その周辺の繁華街などがあります。この繁華街は三呉が首都を南京に置いた国時代(AD200年ごろ)からあるそうです。

夫子廟には多くの店舗があり、南京名物の雨花石(メノウの一種)を売る店や飲食店が並んでいます。臭豆腐は発酵した豆腐を揚げたもので、清の時代に安徽省で生まれたものだそうです。屋台でリンゴ飴や揚げたカニと一緒に売られていました。この店では臭豆腐が一番売れていました。

臭豆腐を食べてみました。そんなに臭くはなかったですが、そんなに美味しいとも思いませんでした。孔子を祭る廟には多くの子供連れが来ていました。

孔子の像(上)、この像を見るまで夫子が孔子を意味することがわかりませんでした。科挙の試験場跡が博物館になっています(下)。

孔子廟の中も教育博物館になっています。これらの博物館は夜も開いていて、ライトアップされた建物群はとても綺麗です。水路周辺もライトアップされています(下)。

夫子廟内の飲食街をウロウロして夕食を食べる店を探しました。「傣妹火锅」は少数民族の味をウリとする火鍋(シャブシャブ)のチェーン店です。

サービスはあまり良くなかったですが、味と値段には満足しました。鍋を2つに仕切って辛いものが好きなヒトと食べられないヒトが共存できるようになっています。浸けダレ用の材料が豊富で、各自の好みでブレンドして楽しめます。

南京に行く前には虐殺博物館に行こうと思っていたのですが、中国の友人にやめた方が良いと言われて諦めました。南京は歴史と文化の街です。このような街が2度と戦争に巻き込まれないことを願います。より多くの日本人が南京や江南地方を訪れ、その良さを知って欲しいと思い、一連のブログを書きました。

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