あえてH2-blocker使う機会はある?
参考になります。
PPI製剤の薬価が下がってきたこと、1日1回の内服で済むことから、最近はH2-blockerを使うことがなくなりました。先生方はPPI製剤ではなく、あえてH2-blockerを使う機会はありますでしょうか?
上の質問に対して多くの賛同の「イイね!」があったのは以下の回答です。
やはり効果の面からH2-blockerを使用する機会は殆ど無いかと思われます。PPI製剤の在庫が少ないときや、あるいは在宅医療を行っている症例でメインの点滴に混注することはあるかと思われますが、それ以外では基本的にはPPIやP-CABを使用しています。
ChatGPTにも質問してみましたが、上の答え以上のものはありませんでした。
あと、高齢者、腎機能障害のある患者、H2受容体拮抗薬の血中および脳脊髄液中濃度が高い患者にはH2受容体拮抗薬によるせん妄が生じやすいとされています(。H2受容体拮抗薬は抗コリン作用を有しており、抗コリン作用によるせん妄の可能性があります。
木下先生の説明によると、H2ブロッカーは耐性が生じるため長期使用に向かず、高齢者ではせん妄や認知機能障害がでやすいが、即効性はPPIに勝ると書かれています。
以下のように、H2ブロッカーは医師の処方箋がなくても買えます。うーん、、、
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