「厚労相、内部告発として扱わず 臨床改ざん調査消極的」に寄せられた「はてな」のコメント

厚労相、内部告発として扱わず 臨床改ざん調査消極的
以下は、記事の抜粋です。


厚労省がアルツハイマー病研究の国家プロジェクト「J―ADNI」のデータ改ざんを指摘する内部告発メールを研究チーム責任者に漏洩(ろうえい)した問題で、田村憲久厚労相は1月28日の記者会見で「告発として受け止めると、厚労省も調査に入らなければいけなくなる」と述べ、内部告発として扱わない考えを示した。

内部告発として受理すると、厚労省は公益通報者保護法施行に伴って政府が定めたガイドラインなどに従い、告発内容を調べなければならない。

厚労相発言は国費約30億円が投入される国家事業の疑惑解明に後ろ向きな姿勢を示すとともに公益通報制度の根幹を揺るがすものだ。

厚労省はメールに加え告発者と2度面談し、改ざんの訴えを聞いた。告発者は朝日新聞の取材に「私は証拠書類を添えてデータ改ざんを内部告発したが、厚労省はもみ消そうとしている」と話す。


上の記事に対して「はてなブックマーク」には多くのコメントが寄せられています。以下に、その抜粋を紹介します。

●内部告発しても、内部告発と受け取らず握り潰せば調査する必要無し。今後色んな組織がこれを参照するであろう。企業や大学もマネしたいであろう。

●ど、堂々過ぎて書ける言葉がない……

●まさか公衆の面前で「不正があることがはっきりするまで不正があるかどうかを調査しません」なんて馬鹿なことを言うとは思い難い

●利害関係者が告発の受け付けをすると問題になることが多い。学校、会社、柔道、相撲。内部告発などせず、いきなりマスコミかネットにたれ込むべし。

●公開揉み消し宣言!あたらしい!既得権政党一強状態の恐ろしさ。

●厚労省も東大も果ては日経BPに至るまで、既得権確保のためにグルになってもみ消そうとしている感じwww

●内部告発を裏切りと扱う事例はたびたび目にしたが、内部告発自体を受理しないってのはさらに凄いな。公益通報者保護法の抜け穴を厚労大臣が紹介!

●告発されたら、告発と認識しなきゃいいんだよ、という官僚的アクロバット解釈の極致。内部告発として受理しないことができるって、法律の穴か?

以下の記事が参考になります。

発表が嘘だらけ「J-ADNI」臨床データ改竄問題が泥沼化
著者の「東京大学関係者海野吉臣」氏は以下のような記事も書いています。

東京大学でパワハラ問題、論文捏造… ガバナンスを締め直し再出発して期待に応えよ

これが本当なら、加藤茂明さんやはり怪しいです。

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