2種類の帯状疱疹ワクチン、シングリックスと弱毒生水痘ワクチン

 

以下は、ひまわり医院の解説です。ネットをみるとシングリックス®を勧めているクリニックが多いようですが、私が関係する病院では、水痘ワクチンしか打っていません。

シングリックス®

  • 病原性をなくしウイルスの一部のみを使用した「不活化ワクチン」
  • 50歳以上で97.2%の予防効果があり、10年後も80%を超える長期予防効果
  • 副反応として、注射部位の痛みや腫れ、全身的な倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱などがあり、弱毒生水痘ワクチンよりも副作用は多め。
  • 弱毒生水痘ワクチンより高価(2回接種で40,000円以上)
  • 2回接種が必要

弱毒生水痘ワクチン

  • 水痘・帯状疱疹ウイルスを弱らせ病原性をなくし、乾燥凍結させたもの。
  • 60歳以上で51.3%の効果があり、8年目に31.5%まで低下する
  • 副反応として、注射部位の痛みや腫れや水痘症状が出ることが多いが副作用は少なめ
  • ただし、妊娠が明らかな方や免疫抑制患者など、接種できない方がいる
  • 値段がシングリックス®よりも安価(1回接種で8,000円)
  • 1回接種。

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