ジョグジャカルタは、京都と姉妹都市提携をしている古都で、クラトンと呼ばれる王宮には今もスルタンが住んでいまおり、特別州の知事を務めています。都市部の人口は約60万、特別州全体の人口は300万超です。2006年5月27日のジャワ島中部地震では多大な被害を受けました。さらに、活火山であるムラピ山から30kmしか離れていないため、地震と火山という2つの災害に悩まされている都市でもあります。日本の地震災害についての情報も良く知られているようで、神戸大に留学予定の医師から東北大地震の復興状況について聞かれました。
地元の人によると、ジョグジャカルタの食べ物は「甘い」のが特徴だそうです。以下に私が食べたものを紹介します。
POPホテルは朝食付きで1泊約2500円でした。2泊しましたが、2泊とも朝食は下の写真の左のようなバナナの皮で包んだチマキ風のものでした。飲み物としては、コーヒーあるいは紅茶が選択できます。右は”semur gelatin”というもので、中には白ご飯と揚げたテンペや味の付いたフライドポテトが入っていました。ご飯と具の間は、バナナの皮で仕切られています。
チマキは1日2種類あり、上はもう1つの”nasi ayam betutu”で、具はニワトリ肉と春雨を炒めたようなものです。下は2日目に食べた”nasi merah (red rice)”で、赤い米が入っていました。具は野菜と肉ですが、詳しい材料はわかりません。
夜はホテル近くの”Ayam Pedas Wong Jowo”という店に行きました。鶏だけではなく、”Ikan Nas Agus”という魚料理部門もオーダーできます。上は、POPホテルのフロントマンおススメの”Gule Kepala”。普通の魚では身のない内臓のある周囲に美味しい身がある不思議なものでした。写真は食べる前のもので、食べた後のものではありません。日本円で約110円です。下はシーフード・ナシゴレン(焼き飯)でこれは期待通りの味。量もたっぷりで、約120円です。
上の店で出された野菜料理。上は炒めたもので、下は生。名前と材料は不明。
“ayam goreng suharti”という鶏レストランに行きました。上は、鶏を丸ごと揚げたもの。頭もついていました。とてもクリスピーです。下はテンペと厚揚げのようなもの。
上は、スープ。hot and sweetです。下は4人分の昼食の全体像です。
インドネシア語でsalakとよばれるヤシ科サラカヤシ属に属する植物の実。外見がヘビの皮のように見えるので「スネークフルーツ (snakefruit) 」ともよばれます。皮を剥くと大きなタネを含む白い身がでてきます(下)。甘さ控えめな果物です。
上はayam goreng suharti”で出てきたまったく甘くないグアバ(Guava)ジュース。下はガジャマダ大学で出てきたお菓子セット。手前の茶色いものはワラビ餅風、右の黄色いものの中身はマヨネーズ?。奥のケーキは普通の味でした。
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