人肉の味と食感がする、ベジミートを使ったハンバーガー、カンヌの広告フェスティバルで最優秀賞を受賞
以下は、記事の抜粋です。バーガーは好きですが、、、
スウェーデンに本社を置く「Oumph」は、去年10月にハロウィン限定のパフォーマンスとして、人肉の味がする植物由来の代替肉、ベジミートを使ったハンバーガーを開発、販売した。
「Oumph」は、人間の肉の味と食感を完全に再現していると主張する。大豆、マッシュルーム、小麦タンパク質、植物ベースの脂肪、そして企業秘密となる“神秘的スパイスミックス”から作成されたという。同社は、「このバーガーを作成することで、あらゆる肉の味または食感を生み出せることを証明したかった。楽しみながら試行錯誤を行った」と話していた。
去年、血まみれの肉を口にする同社の広告キャンペーンが実施されると、菜食主義者だけでなく肉愛好家からも多くの注目を集めた。そして今回、この人肉味のバーガーは「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」という世界規模を誇る有名な広告・コミュニケーションフェスで、最優秀賞を受賞したそうだ。
Oumphのヘンリク・カーマンさんは、受賞の喜びをこのように述べた。「私たちの使命は人々の食生活を変えることであり、この変化を実現するためのツールとして創造性を利用していくことをモットーとしています。我が社は小さなブランドですが、大胆に突破口を開き、いくつかの新境地を開拓していく準備ができています。」
また、Oumphの共同創設者でシェフでもあるアンカン・リンデンさんは、次のように語っている。
「人肉味の植物由来バーガーの開発は、刺激的でしたが少々怖くもありました。でも、これがカンヌで勝利するなんて、更に刺激的です。このキャンペーンは、植物のみを使ってあらゆる種類の食品を作ることができるということを示した私たちの究極の奇妙な方法です。」
植物由来の製品が、実際にどんな肉の味も再現できるということを証明して、肉愛好家を驚かせるという大胆なチャレンジに挑んだOumph。特に、人工肉ブームと言われているヨーロッパでは、同社の今後の新たな製品改革に期待する人も少なくないようだ。
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