以下は、記事の抜粋です。
準決勝第1試合でセンバツに続く優勝を狙う大阪桐蔭が明徳義塾(高知)を4-0で下し、4年ぶりの決勝に進出した。エース、藤浪晋太郎投手(3年)がわずか2安打に抑え、甲子園で初めて完封した。第2試合は、センバツ準優勝の光星学院(青森)が9-3で東海大甲府(山梨)に圧勝。決勝は、大阪桐蔭と、大阪出身者が大活躍した光星学院との“大阪対決”となった。
大阪桐蔭は、今年6月の練習試合で唯一黒星を喫している明徳義塾に対し、藤浪がリベンジを果たした。最速152キロを記録、8奪三振。味方打線は6回に安井の2点二塁打と笠松の適時打で3点を加えた。
一方、光星学院は大阪出身の北條史也の2打席連続本塁打などでリードし、9回には同じく大阪出身の田村龍弘が3点本塁打で試合を決めた。
私は、準決勝の勝利監督インタビューと選手インタビューを聞いて、両方とも大阪弁で話すのに驚きました。調べてみたところ、監督は桜宮高校出身で、春の選抜での登録選手の背番号1番から9番をレギュラーとすると、9名中7名が大阪、1名が和歌山、1名が沖縄で、東北出身者は1名もいませんでした(データをみる)。
猫ひろしさんは、1年前にカンボジア国籍を取得してロンドン五輪のマラソンにカンボジア代表として出場しようとして失敗しました。多くのマスメディアは彼に冷淡でした。3年前に青森県に移り住んだ大阪の球児たちは、みごとに銀メダルを獲得しました。朝日や毎日はもちろんNHKも「大阪出身の東北勢」のことを話題にせず、光星学院の健闘を称え、「東北勢」悲願の初優勝がならなかったと報道しています。
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