沖縄の第6波における年齢と重症度の関係

沖縄の第6波から見えてきた重症度の実際
重要な情報です。以下は、記事の抜粋です。


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第6波に突入した沖縄県から、重症度に関する知見が発信された。沖縄県疫学統計・解析委員会が2022年1月11日に公表したCOVID-19発生動向報告によると、1月以降に、沖縄県の宮古・八重山医療圏で診断された新規陽性者 714 人を対象に重症度を確認した結果、1月10日時点で690人(96.6%)が無症候または軽症だった。また、中等症Ⅰ(息切れ、肺炎所見あり)は17 人、中等症II(酸素投与、呼吸不全あり)は7人で、人工呼吸管理が必要な重症者は皆無だった。

年齢別に見ると、中等症Iは20~39歳が5人、40~59歳も5人、60~79歳が2人、80歳以上が5人だった。中等症IIはそれぞれの年齢層で0人、2人、1人、4人だった。80歳を境に重症度に大きな違いが表れており、80歳未満では97.9%が無症候または軽症だったが、80歳以上では中等症Iが38.5%、中等症IIが30.8%だった。

■入院患者数推移
入院患者数は、先週末(1月2日時点)で 107人。1週間前の56人から倍増している。酸素投与など中等症患者も46人で、1週間前の28人より大きく増加した。ただし、気管挿管など重症患者は発生していない。

■オミクロン株感染の病原性と症状
沖縄県内の医療機関からの報告によると、「若者にとってはインフルエンザに近い」と考えられるとの見方を示した。一方、ハイリスク者、特に高齢者については、「まだ判断できない」としつつ、限定的な臨床報告によると、中等症以上の80 歳以上9人のうち8 人はワクチン2回接種を完了し、1人は1回接種の段階だったと紹介している。また、60~79歳では中等症以上が6.7%だった


この記事の根拠になった1月11日の「沖縄県新型コロナウイルス感染症発生動向報告」は、公表された形跡はありますが、現在は「ご指定のページは見つかりませんでした」と表示され、みることができません。理由はわかりません。

ワクチン接種率は、若者に低く高齢者で高いことを考えると、若者にはインフルエンザに近いけれでも、高齢者にはやはりコロナという感じです。

 

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