コロナワクチンによる死亡率と感染による死亡率の比較

アメリカ人男性のツイート「ワクチンが怖いという理由のロジックがわからない、なぜなら…」
以下は、記事の抜粋です。


世界中でワクチン接種が進んでいますが、ワクチン議論も尽きません。アメリカのワクチン支持派がTwitterに投げかけた疑問が、海外掲示板で盛り上がっていました。

「よくわからないのは、(アメリカ人)60万人を死なせたウイルスに対して十分免疫が強いのに、1億6900万人のアメリカ人が接種して死ななかったワクチンを受けるほどは強くないと言う主張」

死者と生存者の比較なので論拠としては疑問もありますが、ネット上では盛り上がっていました。海外掲示板のコメントをご紹介します。


以下は、私が一番おもしろいと思ったコメントです。


●私はワクチン派で科学者だが、この議論は貧弱である。
まず死の合計を、生き残りの合計と比べている。それは相対的な比率として成立しない。ワクチンで害を受けた人の数は非常に小さいが、1億人かもしれない。両方の生き残る率を比べなくてはならない。合計数は脈絡がなければ意味はない。
数字に脈絡を持たせるなら以下の通りだ。アメリカでは3750万人がコロナウイルスに感染し、62万6000人が亡くなった。死亡率は1.67%。アメリカでは1億9000万人がワクチンを接種し、ワクチンによる死亡者数は正確に研究するには小さすぎる。めちゃくちゃ高い見積もりとして50を使うと0.00027%である。
よって、少なくともコロナウイルスによって死ぬ確率はワクチンによって死ぬ確率より、6423倍高いのである。


8月5日の記事によると、厚生労働省は、接種後に死亡した人は7月下旬の時点で、ファイザーのワクチンが100万人当たり19人、モデルナは100万人当たり2.2人で、接種と因果関係があると結論づけられた事例はなかったとしています。NHKのまとめによると、7月31日の感染者数が約93万人で、死者が1.5万人です。

上の数字にはワクチンが原因でなく亡くなった方も含まれているでしょうし、感染しても見逃された方は含まれていないかもしれませんが、単純に計算すると、ワクチンの死亡率は100万人あたり20人以下で、感染者では1万人以上です。このようにワクチン後の死亡をすべてワクチンによるとして計算しても少なくとも500倍以上ワクチンを打つ方が安全です。

ワクチンによる副反応や後遺症もいろいろと報告されていますが、感染による後遺症の方が圧倒的に重症度も確率も高いです。「ワクチンが怖いから打たない」というロジックはありえません。

コメント

  1. とおりすがり より:

    インフルのワクチンは毎年受けてますが、コロナワクチンだけは特に日本政府の対応が信用できないというところが本音です。SNSは全く見ていません。

    私自身はコロナが騒がれて以降、厚労省や統計局のオープンデータなどを使いAIで色々な予測や統計を見ているのですが、メディアが報道する数字の示し方に疑問があったり、生データを見ても包み隠さず出しているようには見えない、と感じてしまったのがワクチン接種への不信感の始まりです。

    良いもの悪いもの含めて全てのデータを開示してくれれば、もっと多くの統計のプロがワクチンの安全性を証明してくれると思いますので、確率的に安心なほうを選択できるのではないかと思います。

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