ウシのおしりに「目」を描くとライオンに食べられなくなる

ウシのおしりに「目」を描くとライオンに食べられなくなるという実験結果
以下は、記事の抜粋です。


研究チームは、ライオンの群れから攻撃を受けた経験がある14のウシの群れを対象にして、おしりに描いた「目のマーク」が捕食されるリスクを減らすかどうかを調べました。研究チームは対象となったウシのうち、全体の3分の1にはおしりに「目のマーク」を、さらに3分の1に「十字のマーク」を描き、残りの3分の1には何もマークを描かずにいつも通り放牧させたとのこと。

以下の画像が、実際にウシのおしりに描かれたマークです。(a)が「目のマーク」、(b)が「十字のマーク」、(c)が何もマークを描かれていないウシです。

4年間にわたり計2061頭のウシを対象に実験を行った結果、「目のマーク」がおしりに描かれた全683頭のウシは期間中に捕食されませんでした。一方、何もマークが描かれなかったウシは全835頭中15頭が、「十字のマーク」が描かれたウシは全543頭中4頭が捕食されました。

全てのウシは同じ場所で放牧されており、野生動物にさらされるリスクに違いはなかったため、「目のマーク」が描かれたウシは明らかに他のウシより捕食されにくいことが明らかになったと、研究チームは述べています。


元論文のタイトルは、”Artificial eyespots on cattle reduce predation by large carnivores”です(論文をみる)。

「目のマーク」を避けた結果、「十字のマーク」やマークのない牛がたくさん食べられている可能性があると思います。また、記事にも書かれていますが、ライオンが学習して「目のマーク」を避けなくなる可能性はありますね。

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