新型コロナウイルス 指定病院の研修医が感染

新型コロナウイルス 指定病院の研修医が感染 相模原市
以下は、記事の抜粋です。


新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されている相模原市で、感染症指定医療機関の「相模原協同病院」に勤務する20代の研修医が感染したことが新たにわかりました。

新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは感染症指定医療機関の「相模原協同病院」に勤務する20代の男性の研修医です。研修医は3月2日にせきの症状が出始め、その後発熱もあり検査した結果、6日、陽性と確認されたということで、現在は入院しているということです。

感染症病床には出入りしていなかったということですが、2月感染が確認されたJR相模原駅に勤務する50代の男性社員が陽性と確認される前にこの病院で診察を受けた際、同じ部屋で立ち会っていたということです。

直接診断した医師は防護服を着ていましたが、研修医の男性は離れていたため着ていなかったということです。病院は6日から外来の診療を処方箋の発行に限定し、すべての検査を中止して対応しています。

相模原市はこの研修医の男性と濃厚接触した可能性のある患者や同僚などが少なくとも80人はいるとして検査を行っているとともに、感染ルートを詳しく調べることにしています。


3月7日の医療関係者用のサイトm3で一番読まれた読まれた記事です。

感染症病床には出入りしていなかった研修医がなぜ、同じ部屋で立ち会っていたのか?
なぜ、防御服を着ていなかったのか?
患者から離れていた・・というがどれくらい離れていたのか?
マスクや手袋などはつけていたのか?
他の患者から感染した可能性はないのか?

などなどなど、病院は詳細を発表すべきです。そうでなければ、飛沫と接触感染だけではなくて空気感染に近い伝染様式では?などと疑ってしまいます。

医療者の感染は、その人に生命の危険があるだけではなく、病院全体の機能が一時的にしてもマヒしてしまうので、絶対に避けるべきことです。しかし、起こった場合はその原因を徹底的に解明しなければ、同じような感染が何回も起こることになります。

一番危ない場所は、ライブハウスではなくて、患者の集まる病院です。くれぐれも、不安になって検査を受けに指定病院に行くのは止めてください。病気をもらいに行くことになります。

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