箱根駅伝で、左右色違いのはナイキ支給のヴェイパーで、ピンクは自腹ヴェイパー、らしい。

事前の予想的中:『箱根駅伝で、左右色違いのはナイキ支給のヴェイパーで、ピンクは自腹ヴェイパー、らしい。というかヴェイパーフライばかりか!!』

年末の高校駅伝と実業団の駅伝でもナイキのピンクの靴は話題になっていました。軽い厚底にカーボンファイバーが入っていて、5000メートルで15秒は速くなるというランニングシューズです。その成果だったのか、今年の箱根駅伝は区間新の連発でした。いくら何でも、今年になった突然優秀な選手が増えたわけでもないはずなので、やはりこの靴の効果だったのだと思います。しかし、テレビではインタビューされた選手が思わず口にした以外は「ピンクの厚底靴」の話題はまったく出ませんでした。おそらく、ナイキ以外の靴メーカーがスポンサーだったからだと思います。以下は、記事の抜粋です。


箱根駅伝の選手の足元を見ると、殆んどの選手がNIKEの厚底シューズ、ヴェイパーフライを履いてる。1区区間賞の創価大・米満選手もインタビューで「ヴェイパーフライとかシューズの効果もあると思うんですけど・・・」とNIKEのシューズの事を言ってたので相当すごいシューズなんだな。

ランナーが履いているランニングシューズに占める「ナイキ ズームX ヴェイパーフライネクスト」の寡占率が異常に高いですね。もはや、ほぼ全ランナーが モデルは同じで、左右の色が微妙に違う<オーロラ>か、ヴィヴィッドな<ピンク>というカラーの2択から選んでるようにしか見えません。


他の記事によると、今回、往路21チーム105人中87人がナイキの厚底シューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」(以下「ヴェイパー」)を履いたそうです。区間新記録を出したランナーは全員がこの靴を履いていました。

ヴェイパーのポイントは、ソールに「カーボンプレート」が内蔵されていることにあります。以前のの靴は、「薄くて反発性の高いソール」がメインでした。機能的に並んだ硬いポイントソールで、アスファルトをガリッとつかんで蹴り上げることでスピードを出す、という走り方でした。これが、「カーボンプレートの反発を使う」という仕組みになって、路面と触れ合うソールに、それほどまでの硬さが必要ではなくなりました。路面からの衝撃がダイレクトに伝わっていたこれまでとは違い、「疲労感」が大幅に軽減され、そして、靴にうまく体重をのせて重心移動で走るというものに変わったそうです(記事をみる)。棒高跳びの棒みたいです。

長距離選手を悩ます貧血予防にも良さそうです(医学記事をみる)。

ナイキのホームページをみると、このヴェイパーの価格はナント30,250円です。ピンクのヴェイパーを履いている選手を応援したくなる気持ちはわかります。

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