塚田国交副大臣「そんたく」発言の詳細
以下は、塚田一郎国土交通副大臣が4月1日、北九州市で開かれた福岡県知事選挙の候補者の集会で話した詳細だそうです。
「11年前に凍結された。
コンクリートから人という、とんでもない内閣があった。
安倍総理大臣は悪夢のようだと言ったが、まさにそのとおりだ。
公共事業はやらないという民主党政権ができて、こういう事業は全部凍結してしまった」
「皆さんよく考えてください。
下関は誰の地盤か。安倍晋三総理大臣だ。
安倍晋三総理大臣から麻生副総理の地元への、道路の事業が止まっているわけだ。
吉田参議院幹事長と大家敏志参議院議員が副大臣室に来て、『何とかしてもらいたい』と言われた。
動かしてくれということだ。
吉田氏が私の顔を見て、『塚田、分かっているな。これは安倍総理大臣の地元と、麻生副総理の地元の事業なんだ。俺が、何で来たと思うか』と言った。
私はすごくものわかりがいい。
すぐそんたくする」
「総理大臣とか副総理がそんなことは言えない。
森友学園などでいろいろ言われているが、そんなことは実際ない。
でも私はそんたくする。
それで、この事業を再スタートするためには、いったん国で調査を引き取らせてもらうことになり、今回の予算で国直轄の調査計画に引き上げた」
コトバンクによると、「忖度」とは、「他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。」と書かれています。記事によると、塚田氏は「吉田参議院幹事長と大家敏志参議院議員が副大臣室に来て、『何とかしてもらいたい』と言われた。」ことをそのまま「何とか」したと言っていますので、これは「忖度」ではなく、圧力に従っただけの行動だと思います。
こういうことを、誰が聞いているかわからない集会で話す創造力の無いヒトが、国土交通省の副大臣を務めているのがすごいと思います。ひょっとしたら、エイプリルフールだから、何を言っても大丈夫と思ったのかもしれません。
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