【全米テニス】大坂なおみの優勝にブーイング 20歳の新女王が涙の謝罪「こんな終わり方ですみません」
以下は、記事の抜粋です。
テニスの全米オープン女子シングルス決勝で9月8日(日本時間9日)、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズを6-2、6-4のストレートで破り日本選手として初優勝を飾った大坂なおみに、客席からブーイングが浴びせられた。
「子供の頃から決勝でセリーナと戦うことを夢見てきた。でも負けるような夢は見ていない」。そう語っていた大坂は、日本選手初の四大大会制覇の偉業を成し遂げると、憧れのS・ウィリアムズから抱きしめられ祝福された。母親やコーチが見守る客席に駆け寄った。コートサイドのベンチに戻ると、しばらく頭からタオルを被って優勝の喜びをかみ締めた。
しかし、試合は客席からのコーチング(指導)の疑いで警告を受けたS・ウィリアムズが、主審を「嘘つき! 謝れ!」などと罵るなど荒れた展開となっていた。表彰式が始まると、S・ウィリアムズの出産後初の全米制覇を期待していた客席からブーイングが起こった。
大坂の目から涙がこぼれ落ちた。S・ウィリアムズに肩を抱かれても表情は硬いまま。偉業達成の感想を問われた優勝インタビューでも涙をこぼし、異例の言葉を口にした。
「ちょっと質問じゃないことを語ります。みんな彼女(S・ウィリアムズ)を応援していたのを知っている。こんな終わり方ですみません。ただ試合をを見てくれてありがとうございます。本当にありがとう」
そして、S・ウィリアムズにお辞儀をして「プレーしてくれてありがとう」。プレー中とは正反対の弱々しい大坂の姿に、ブーイングを浴びせていた客席が一瞬、固まった。
上の記事をみると、アメリカ人の観衆は終始大坂さんにブーイングを浴びせていたかのように思うでしょう。しかし、ブーイングは大坂さんのインタビューの前に行われたセリーナの「ブーイングはやめて」という発言でブーイングはほとんど止まりました。ブーイングは大坂さんにではなく、試合中に不公平な判定をした審判に向けられたものだったと思います。
さらに、大坂さんのスピーチはなぜか一部だけしか上の記事には引用されていません。両親に対する愛情と感謝を観衆の笑いを誘いながら話し、セリーナに対する憧れと尊敬に溢れた真摯な態度をみせることで、大坂さんは短い時間の間に、完全に観衆のハートを掴んでいます。
セリーナと大坂さんの表彰式のスピーチの場面の一部始終を映したESPNの動画を以下に紹介します。産経ニュースがひどい印象操作をしていることが良くわかります。
コメント
突然失礼します。たった今ZEROを見ていておかしな報道をされていてビックリして検索したらここへたどり着きました…。
現地で色々あった事を先に知っていたのですが、今何気なくつけた日テレのニュースZEROで、
優勝した大坂選手に向けてブーイングがおこったかのように編集されていて
大坂選手が泣きながら「私が優勝して申し訳ありません」と語った所が映され、ブーイングされて泣いたみたいに報道されてました。
しかもセリーナ選手がなおみにブーイングはやめようと、なだめている的な報道でした。
ええ…!?と開いた口がふさがりませんでした。
リアルタイムで情報操作を目の当たりにしたのは久々で、居ても立っても居られなくなりました…。
しかも個人的には嵐の櫻井くんがでてるので好意的に見ていたニュースZEROだけにショックでした。
日テレも所詮フジやテレ朝と変わらないんですね。
ネット社会ですぐ世界のニュースが直接入ってくるのに、気持ち悪い、何故すぐにバレる嘘を放送するのか。ほんとにゾッとしました。
いきなりの長文失礼しました…。