「Microsoft以外のウイルス対策ソフトは害悪なので入れるべきではない」とMozillaの元開発者が告白
以下は、記事の抜粋です。
Mozillaの開発者だったロバート・オカラハン氏がブログで、「ウィルス対策ソフトはひどい。Microsoft純正のもの以外はインストールするべきではない」と述べています。
Eyes Above The Waves: Disable Your Antivirus Software (Except Microsoft’s)
オカラハン氏は、多くのウイルス対策ソフトについて「ウイルス対策ソフトでセキュリティが向上するという証拠はほとんどない」と明言しています。ウイルス対策ソフトに含まれるバグのせいで攻撃経路が作られてしまっている」と述べています。ただし、Microsoftのウイルス対策ソフトだけは例外的に優秀だとのこと。
オカラハン氏は、ウイルス対策ソフトの挙動のせいで、かえってセキュリティが下がってしまっている具体例を挙げています。 ウイルス対策ソフトが害悪だという主張はオカラハン氏だけのものではなく、Googleの研究者がウイルス対策ソフトAVGの提供する「AVG Web TuneUp」に重大な脆弱性があることを指摘したり、Googleの開発者のジャスティン・シュー氏が「ウイルス対策製品のせいでブラウザの安全性が脅かされている」というツイートを発したりするなど、ウイルス対策ソフトがかえってセキュリティ上の問題となっているという指摘が出ています。
なお、「Update(更新情報)」として「Windows 7や(とんでもないことだが)Windows XPを使っている場合は、ウイルス対策ソフトをインストールすることでセキュリティをわずかに向上させることがあるかもしれない」と追記しています。裏を返せば、Windows 10やWindows 8/8.1を使っているユーザーはMicrosoft純正のウイルス対策ソフト「Windows Defender」を用いればよく、その他のウイルス対策ソフトは不要とオカラハン氏は指摘していることになります。
私も、”Windows Defender”だけで、Windows10を使っています。市販のウイルスソフトを使っていた時よりも、気のせいか、速くなったような気がします。今のところ、まったく問題は発生していません。
コメント
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tak先生お早う御座います。
何時も有意義な記事、拝読でき感謝申し上げます。
以前はノートン、マカフィ等利用してましたが、何れも未来永劫料金発生するので止めました、それに重くなるし。
いまのところWindows Defenderで不都合は生じてません。