毎日歯磨きしているのに、なぜ日本人には虫歯や歯周病が多いのか?

毎日歯磨きしているのに、なぜ日本人には虫歯や歯周病が多いのか?

以下は、記事の抜粋です。


「日本人の多くは、歯を磨けば虫歯や歯周病が防げると思っているようですが、これは間違い。日本では毎日歯を磨く人が95%もいるにもかかわらず、虫歯や歯周病が多いのがその証です。

本当に必要なのは、歯を磨くことではなくプラーク(歯垢)コントロール。口内の細菌を取り除くことです」 海外では小さい頃から口内の細菌の取り除き方を教わっているのに対し、日本では“何を取り除くか”を理解していない人が多い。そのため、正しいオーラルケアができないことが多い。

「ほとんどの人は、歯ブラシを歯の表面など当てやすい部分にしか当てておらず、歯垢が残ってしまっています。歯ブラシで落とせる歯垢は約61%というデータも。歯垢がたまるのは、歯と歯の間、歯茎のきわ、歯の真後ろ、奥歯のかみ合わせの溝の4つ」 これを落とすにはワンタフトブラシ、歯間ブラシ、フロスも使うことが不可欠。


英語で「歯磨きをする」は、”brush one’s teeth”です。”brush”は、「ブラシをかける」という動詞です。また、”brush”には名詞の意味もあり、ブラシ、ヘアブラシ、歯ブラシ、はけ、絵筆、画筆、(床掃除用)モップなどを指します。「歯をピカピカに磨く」ことを意味していません。

日本で良く使われているラウリル硫酸ナトリウム(ドデシル硫酸ナトリウムともいう)入りの歯磨きは、歯を白く綺麗にしてくれるかもしれませんが、口腔内のタンパク質を溶解し、歯茎を障害することもあります。

「歯磨き」という言葉に惑わされず、ブラシやデンタルフロスを使って口腔内特に歯と歯の間にある食物残渣やプラーク(歯垢)を除く作業を毎食後行いましょう。

コメント

  1. あ* より:

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    ラウリル硫酸ナトリウムは、味蕾細胞を傷めるという話もあり、重曹水のほうが良いと思います。
    そんなことは知らずに子どもの頃、歯磨きしたあとにものを食べると味が違うことに気づき、(親は反対でしたけど)私は歯磨き剤を使うのは、やめてしまいました。しかし、それで虫歯は一本も発生しませんでした。唾液の量が十分だと虫歯にならないようです(?)。もし、そうだとすれば、予防医学的には、唾液が十分に出るようにすれば良いということになります。
    どうも、お邪魔しました。

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