薄暗いレストランでの注文にはご用心!
以下は、記事の抜粋です。
明るい照明の部屋で食事をするときは薄暗い場合に比べて、健康的なメニューを注文する割合が16-24%ほど増える傾向にあることが示された。
カジュアルなレストラン4店舗で160人の客を対象に調査を行った。客の半分を明るい部屋に、もう半分を薄暗い部屋へ通し、彼らが注文するメニューを比較した。
すると明るい部屋の客は、揚げ物やデザートなどのあまり健康的でないメニューよりも、グリルやオーブンで焼き上げた魚や野菜、白肉(鳥類の肉や豚肉、子牛肉など淡色の肉)といった健康的な選択をする傾向にあった。注文したメニューのカロリーを比較してみると、暗い部屋の客の方が39%も多かった。
明るい空間で健康的な選択をするのは、より注意深くなるからだろうと研究者らは結んでいる。照明は雰囲気づくりをし、食事のひとときをより良いものにするのに用いられる。これが、多くのレストランが薄暗い照明を用いる理由である。
元論文のタイトルは、”Shining Light on Atmospherics: How Ambient Light Influences Food Choices”です(論文をみる)。
個人的には、ランチは明るいところでも良いが、ディナーは少し暗めのところが好みです。「心のスキ」が無いように食事したら、美味しい料理が味わえなくなるような気がします。この論文は、頭の隅の方に置くようにしてみます。
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