アントシアニンたっぷりの遺伝子組換えライムはいかが?

遺伝子組換えの力が一目で分かるライム画像
以下は、記事の抜粋です。


赤色を作り出すタンパク質を生むように、遺伝子を組換えられたこのライムは、従来のものよりも健康に良い可能性があるそうです。

フロリダ大学の研究者たちによって開発されたこちらのライムは、キーライム(メキシカンライム)を遺伝子組換えしたものでアントシアニン生合成というプロセスを誘発するタンパク質を含んでいます。ブドウの皮が赤っぽいのも、ブラッド・オレンジの果肉が赤いのも同じアントシアニン生合成によるものです。アントシアニンは健康に良い効果があるのではないか、とこれまでに指摘されてきました。

ブラッド・オレンジは普通涼しい気候の地域で育つのですが、今回の実験結果によってフロリダなど暖かい地域でもブラッド・オレンジが栽培できるようになる可能性が見えてきたと研究者たちは言っています。ただ今のところ出来たのはこの果肉の赤いライムしかないので、とりあえずはマルガリータを赤く作ることができるようになったのが成果だということです。


Popular scienceによると、左のライムは「ルビー・シードレス」と呼ばれるブドウから、真ん中のライムは「モロ」と呼ばれるブラッド・オレンジから遺伝子を取ってきたとのことです。右はコントロールです。日本では味わえないかもしれません。

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