飼料に遺伝子組み換えトウモロコシ混入 生協の鶏肉・卵
以下は、記事の抜粋です。
生活協同組合連合会グリーンコープ連合は、遺伝子組み換え飼料は「不使用」と表示していた鶏肉と卵の飼料に、遺伝子組み換えトウモロコシが誤って混入していたと1月11日発表した。混入率は、「不使用」と表示する際の国の基準(5%)を下回っているため、商品の回収はせずに事情を周知した上で販売を続けるという。
同連合によると、取引先の飼料会社がトウモロコシを輸送する途中で遺伝子を組み換えた作物を誤って混ぜ、その飼料が1月5~11日に使われた。商品名は「産直たまご」と「産直若鶏」で、関西から九州の14府県の生協が販売している。
厚労省の加工食品品質表示基準では、、「遺伝子組換え飼料不使用鶏肉(卵)」といった遺伝子組換えに関する表示を一括表示事項欄に表示することはできません(資料をみる)。
それは、上の資料にも書かれているように、組み換えられたDNA等は家畜体内で消化酵素により分解されてしまい、鶏肉や卵には残らないため、遺伝子組換えに関する表示をすることは意味がないからです。ただ、どうしても表示したい場合は、一括表示事項の欄外に表示しても良いとされています。表示をした生協も生協ですが、わざわざ報道する朝日も朝日です。
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